マイナー鬱アニメ!湯浅政明監督の作品カイバを紹介してみた!

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©2008 湯浅政明・マッドハウス/カイバ製作委員会


こんにちは!

突然だけど、2008年春アニメカイバって知ってる?

私がめちゃくちゃ好きなアニメなんだけど、このアニメを知ってる人に出会った事がないんだよねぇ。

もしかしてマイナーなのかな・・・?

凄く感動するストーリーなのに・・・・・・。

てな訳で今回は!

私が好きなアニメ「カイバ」をのストーリーや見どころについて紹介していくよ!

それでは、いってみよう!

◆ カイバってどんなアニメ?

出典:WEBアニメスタイル | 【artwork】『カイバ』第1回 メイン …
©2008 湯浅政明・マッドハウス/カイバ製作委員会


カイバは、『ケモノヅメ』『四畳半神話大系』『日本沈没2020』などを手掛けた湯浅政明監督の作品で、2008年春にWOWOで放送されたオリジナルSFアニメだよ!

制作会社は『マッドハウス』で、話数は全12話!

手塚治虫作品やぷよぷよや、ポップンに近いような作画が印象的で、キャラクターデザインや作画がかなり個性的だから、不思議な世界観のアニメが好きな人はすぐハマると思う!

君の名は、聲の形、天元突破グレンラガン、魔法少女まどか☆マギカも受賞している、芸術性と創造性をもつ優れたメディア芸術作品を表彰する芸術祭で、2008年第12回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門のテレビアニメーションの枠で優秀賞受賞を取っている作品なんだよ!


そんなカイバのあらすじがコチラ

記憶のデータ化ができるようになり、肉体の死がもはや死と呼べなくなった世界。記憶はデータバンクに保存され、新しい身体への「乗り換え」や、記憶の売買といったことが可能になり、違法に記憶を改ざん、記憶を盗むことも行われていた。社会は混沌とし、力を失い停滞化していた。そんな世界を主人公カイバは記憶を失ったまま宇宙の星々をめぐり、たくさんの人々と出会い、記憶を取り戻してゆく。

引用:カイバ Wikipediaより



2話から流れるナレーション

記憶は魂か霊魂か

記憶はデータ化され蓄積できる世界

肉体が滅んでも、より良い体へ記憶を移し替え、不死となる

嫌な記憶を消去、楽しい記憶をダウンロード

しかしそれらは上流層に限られた

そんな世界を主人公カイバは記憶を失ったまま別の体に乗って旅を続けていた

  • 記憶がチップ化できる時代(記憶チップ)
  • そのチップを古い肉体から外し、新しい肉体にはめ込む事で、身体を乗り換える事が出来る
      
  • 人間から別の生き物になる事が出来たり、性別を変える事が出来る
      
  • 古い肉体から新しい肉体に移し変えれば、半永遠に生き続ける事が出来る
      
  • 貧富の差が激しくて、肉体を交換したり出来るのは上流層だけで、貧乏人は記憶や肉体を売買している

って感じの世界の話!


くまマントくまマント

近未来の話・・・。夢があるくまぁー・・・!

  

ひなたひなた

こんな世界があったら行ってみたいなぁーっ!



  

◆ 声優が豪華・・・!!?


カイバは各話毎に色んな登場人物が出てくるんだけど、その新しく出てくるキャラクターの声が全員有名なのも特徴の1つ。

キャラクター名声優名
カイバ桑島法子
ネイロ能登麻美子
ポポ朴璐美
チェキ藤村歩
バニラ江川央生
クロニコ斎藤千和
ひょーひょー水田わさび
カイバ 声優一覧


2008年のアニメだけど、今でも活躍されてる声優さんばかりだよね!

この声優さんたちの演技が上手いから、難しい話でも喜怒哀楽が分かりやすく伝わって来るよ!
  

◆ 絶対泣ける!オススメの話!!


全12話ある中から、私が好きな回を少しだけ紹介していくよ!

第3話クロニコのながぐつ

出典:カイバ 第3話クロニコのながぐつ
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あらすじ


不時着した惑星トトで、少女クロニコと出会う。彼女は、家計を助けるためにボディを売ろうとしていた。だが記憶は捨てられ、ボディさえも捨てられる。クロニコのボディに乗り込んだカイバは、バニラの助けにより再び宇宙船での旅に出る。

引用:dアニメストア カイバ 第3話クロニコのながぐつ

©2008 湯浅政明・マッドハウス/カイバ製作委員会
(C) NTT DOCOMO



母親想いで兄弟想い。

第3話クロニコのながぐつ』は、自分の事よりも自分以外の人の事を大切に思って優先してしまう、そんな優しいクロニコが初めて登場する回になっているよ!

カイバを見た事ある人達なら「この話が1番好き!」っていう人が多いんじゃないかな?

この回は可愛いクロニコとは裏腹に、かなり闇が深い話になっているよ。

夕日が沈むのを眺めながら長靴を自慢するシーンは、クロニコの健気さが相まってもの凄く心が苦しくなる。

カイバという作品に置いて何回も流れる、『The Tree Song』は耳から離れなくなる、かなり中毒性の高いトラウマ挿入曲。

個人的には、ホラー映画の『着信アリ』で流れるあの曲並みに怖い曲だと思う。

この回を見て思った事は、「自分のちょっとしたプライドや行動のせいで取り返しがつかなくなってしまったり、その時の感情に身を任せるのは良くない」って事。

皆はこの回で何を学ぶのかな?

気持ちがズーンと沈む話だから、身体と心が元気な時に視聴してね!

◆ まとめ


今回は、マイナーな鬱アニメ『カイバ』について紹介してみたよ!

どうだったかな?

少しは興味を持ってもらえたかな?

最後に、「暴力シーン」「性的描写」があるって事を紹介しとくね。

って言っても、血とか真っ赤なドロドロじゃないしかなりコミカルに描かれているから、そういうのが苦手な人でも見やすくはなってるよ!

オススメした回以外にも、面白い回はいっぱいあるから、病んでるアニメ・鬱アニメが好きな人は勿論、感動するアニメが好きな人にも是非是非見てほしい!!