医療マンガの金字塔!意外と知らないブラックジャックについて

  出典:手塚治虫 TEZUKA OSAMU OFFICIAL
  ©TEZUKA PRODUCTIONS

「500タイトル以上のアニメをみた」
と前の記事のタイトルに書いたように、
私は凄くアニメが大好きなんだけど、
それと同じくらいマンガも大好き!

今日はその中でも1番大好きなマンガ
ブラックジャックについてお話しするよ!

1. ブラックジャックって・・・?

 

「ブラックジャックまったく知らん」
って人は少ないと思うから、ざっくり説明すると

法外の莫大な金額を代償に
無免許ながら天才的な技術を持ち、
死にそうになっていたり、
誰にも治せないと言われている難病も
奇跡的に完治させてしまう
ブラックジャックの人間ドラマを描いたマンガ

こんな感じ。

ブラックジャックが連載された当時、
医療マンガというジャンルは
同じ手塚治虫作品の きりひと讃歌 だけだったから
あまり主流なものではなく、
読者からは中々受け入れてもらえなかった
という時代があったとか。

 

ひなたひなた

医龍 、 JIN―仁―、動物のお医者さんとか
今も医療マンガはたくさんあるけど、
手塚治虫に影響を受けてマンガか目指した人も中にはいそうだよね!


2. ブラックジャックの見た目について


 

「友よいずこ」より

出典
ブラック・ジャック SPECIAL BJ名セリフ – 手塚治虫
©TEZUKA PRODUCTIONS

   

ブラックジャックと言ったら、
継ぎ接ぎの顔白黒の髪
ってイメージがあると思うけど、
子供の頃は
継ぎ接ぎは無くて、黒髪でかわいい少年だった
ってことは知ってるかな?

ブラックジャックの見た目が
あんな風になった事には
すごく悲しいお話があるから、
そのことについてお話したいと思う。

ブラックジャックは子供の頃
間黒男(はざま くろお)という名前の男の子で
お父さん、お母さん、黒男3人家族で裕福に暮らしていた。

今から20年前のある日、
黒男は大好きなお母さんと
2人で楽しく浜辺で遊んでいる途中で、
砂浜に何か埋まっているのを見つけた。
それは
作業員が何故か掘り出さなかった
不発弾だった。
お母さんがそれに気づいた時にはもう遅く、
不発弾は大爆発。

黒男は
頭蓋骨、顔、手足、内臓がめちゃくちゃな状態になった。
頭蓋骨、手足、内臓はどうにかできたものの、
顔だけは皮膚の移植が必要にも関わらず、
病院に合った保存皮膚が古いものだった為、
どうする事も出来なくなった。
今すぐ新しい子供の皮膚がいるという事で
黒男の事をお見舞いに来ていた
学校のクラスメイトとそのお母さん達に
皮膚の提供を呼び掛けるも、
なんだかんだ理由をつけて帰られてしまう。
もうどうする事も出来ないのか、
と諦めかけていたその時
「ぼくの使っていいよ」と声がした。
声を掛けてきたのは黒人と日本人のハーフで、
黒男と同じクラスメイトのタカシだった。
ハーフのタカシは皮膚の色が黒男とは違うが
それでもいいと手術をした。
結果黒男は、
タカシの皮膚と自分の皮膚
2色の皮膚の継ぎ接ぎになった。

これがブラックジャックの顔が
継ぎ接ぎで、皮膚の色が違う理由。
次にどうして髪が白黒なのか。

不発弾が爆発した時、
黒男を庇ったお母さんは、黒男よりも重症だった。

リハビリをして動けるようになった黒男は、
同じ病院に入院していたお母さんのもとに行く。

黒男が見たのは、あまりに残酷なものだった。

両手両足が切断されていて、
下腹部には大きい穴が開いて、
喉から酸素と栄養を流し込まれて、
人形のように声も出せない植物状態。

そんなだんだん弱って死んでいくお母さんを
目の当たりにした恐怖から
髪の毛が半分白くなった。

というのが、
ブラックジャックの髪が白黒になった理由。

ひなたひなた

悲しい!悲しすぎるよぉ!!
お母さんの話、入っちゃいけません!みたいな看板とか無かったの?

くまマントくまマント

くまぁ!
実は最初、立ち入り禁止の立て札はちゃんと立っていたんだくまぁ!
土地を売却していた役人が
不発弾があると土地が売れないという事で、10万やるからと

不発弾処理をしていた男に立ち入り禁止の立て札を外させてたんだくまぁ!

ひなたひなた

なにそれ酷すぎる・・・。

くまマントくまマント

大丈夫くまぁ!
この不発弾が爆破する原因を作った奴たちは
みんなブラックジャックに仕返しをされているくまぁ!
だから役人も不発弾処理の男も
それなりに苦痛を味わっているくまぁ!

ひなたひなた

よかったけど、怖いよぉぉぉお!

 

 

長くなったから今日はここまで!

次もブラックジャックについて記事にしていくよ!
お楽しみにー!!